たのゆーは明日から

今日も元気にいってみよう!

「理想の図書館」とは~私の凝り固まった理想

こんにちは、たのゆーです。

こちらは、秋田にある国際教養大学中島記念図書館
です。

これは、秋田の誇りと言っても過言ではない。
日本で唯一の眠らない図書館。
学外の人も利用可能です。
こんな図書館が地元にあるなんて、私は幸せ者だ…。


さて、先日の記事では

「理想の図書館」

についての質問をされたということをお話したので、今回は、その高2の私が考えていたことを書きたいと思います。

前の記事↓
tanoasu.hatenablog.com



大掃除で発掘した物理のプリント。
その裏に書かれていた「理想の図書館」。


その実物が、こちらです。






はい。

物理の時間にこんなに小さい字で頑張って書いていました。
なつかしい。



先生に

数行でいいよ〜

と、言われていたにもかかわらず

書いていたら止まらなくなって
最後の方なんか書くスペース無くなっちゃってますね。



それにしても字が汚い。
私は昔から集中すると字が汚くなるのですが
客観的に見るとこんなに汚いのか。




これをそのまま図書室に持って行った事を考えると恥ずかしい。


図書室の先生はなんにも言わなかったけど、
汚いと思ってたのかなぁ。
そもそも、
数行って言ったのにこんなに?!
って思っただろうなぁ。


それでも、そんな素振りは見せず、笑顔で、

「問題の裏に書いちゃったんだね。
それじゃあコピーして問題は返した方がいいかな?」

と言ってくれた先生。

やっぱり図書室の先生って好きです。



それでは高校2年の私が考えた「理想の図書館」を今の私の見解等を交えて紹介していきたいと思います。

以下の引用は上の写真のプリントのものです。


いってみよう!




理想の図書館とは



☆ 図書館というものは、ありふれた書店では出会えない本を、読んだり借りたりする場であると思うので、自分では買えないような少し高価な本屋あまり売っていない本がある図書館であるべきだと思う。少し古い本や、サイズの大きい本、初版本があると嬉しい。

…思い出した!思い出したぞ!

この時、私は高校の図書室に少し不満を持っていたんだった!

小学校、中学校と小さい学校で過ごしてきた私は、高校の図書室に憧れを抱いていました。それが見事に打ち砕かれたあの図書室。


まず、冊数が少ない。
そして、本棚が味気ない。


理想の図書館は?
と聞かれて、私はこうだったらなぁと考えながら、初めの数行にわたって学校の図書室への不満を暗に打ち明けていたのです。


それもあろう事か図書室の先生に。図書委員に。図書新聞に。

あぁ、昔から家族に
回りくどいやら
ちょっと皮肉っぽいやら
言われていたのはこういう事だったのか。



これを読んで図書室への不満だと気づく人はいなかっただろうとは思うけど、あー、後悔。


つまりは、学校の図書室は、来る人を増やしたいがために人気のある本しか集めない、置かない、そんな図書室だったのです。



でもそれは書店にも売ってるじゃん、図書室では新しい発見がほしいじゃん、
そう言っている高校2年の私が浮かぶ…


唯一の救いは書庫があったこと。



生徒は自由に立ち入り出来ましたが
暗くて寒くて、明かりをつけるのも自分で、
それも結構入り組んだ所にスイッチがあったので
私以外に書庫に入っている生徒を見たことはありませんでしたし、書庫と言ってもそれほど大きいものでもなかったのですが、

何しろ、私が高校の時に熱中して読んでいた
全集があったので嬉しかったですね。

本当はそっちを図書室に置いて欲しかった。





☆ 学生が勉強するスペースが決まっていると良いと思う。本を読みたくて来ている人が、何時間も勉強する学生で席がうまっていて座れないという状況が多々。かといって、学生と部屋をわけて区分けするのは違う。本に囲まれているという空気感が学生の勉強に対する集中力を上げているから。

…こんなこと考えてたんだ、私。
確かに勉強しに行く時、席にずっと座っていて申し訳ないという気持ちはあったかも。でも家だと集中出来ない。


私の市の図書館が分けられてなかっただけで他の図書館だと分けられていたりするのかな。

やっぱり分けて欲しいなぁ。
それか席を増やすか。

うん。そうして欲しい。



☆ 図書館はカフェ化してはいけない。本に悪影響なので図書館でコーヒー、ドーナツ等を販売するのは間違っていると思う。そもそも飲食しながら本を読みたいのであれば、本を多く置いているカフェに行けばよい。公的な図書館でみんなのもの(市のもの?)である本に悪影響が及ぶサービスをするのは少し…。


…あ、これは今も同意です。

本を愛するが故のこだわりというか、なんと言うか。
本にはいつも過ごしやすい場にいて欲しいのです。

そうだ、高校の時は、
お金があまりないのに加えて
「自分の家に本を置くなんておこがましい」
と考えて本をあまり買っていなかったんだ。

だから図書館を多用していたんでした。

今は家にも本を置いていますが、やっぱり本にはいい環境にいて欲しいので。せめて図書館は、という意味でカフェ化してはいけない。と書いたんでした。




☆ 映画化している本があれば、そうと分かるように印をつけてあると嬉しい。


…これね。
映画好きはわかってくれると思う。
よく図書館とかだと、映画化した本特集!みたいにやってるけど、そこの入りきれてないのもあると思うから、
普通に並べていても分かるように背表紙に何か印があったらいいなという咄嗟の思いつき。

これはやって欲しいなぁ。
やってる図書館ないかなぁ。




こっからだんだんマニアックに…
同意してくれる人はいるのだろうか…



☆ 革新的なサービスが欲しい。

ex,自分の書斎が作れるサービス(一定の本好きは嬉しいです。)


家の小規模化が目立ち、書斎の無いコンパクトな家が多い。本好きからすると、自分の書斎が作れるというのは夢のようなサービスである。


…なるほどね。
とにかくこの時は、書斎が欲しかったんだ。

高2如きが書斎。
どうかしてたんだな。

家がちっちゃくて本のための部屋が無いのが不満だったのか。

高2で自分の書斎がある人って全国にどれくらいいるのかな。いるのか?




実現の可能性《高》 ・図書室においてあるパソコンに登録すれば、自分のお気に入りの本、読みたい本を『自分の棚』的なものに並べることができるサービス。本棚は自分が好きなようにカスタマイズでき、ワンクリックで何日に借りる等の予約ができる。但し、あくまでパソコン上。

…実現の可能性って。自分で分析かよ。って感じですね。お恥ずかしい。

でもこれは意外と現実的。
やってる図書館もあるのでは?

しかし、パソコンという文明の利器は
アナログ人間の私にとって、
未知の存在なので、
このサービスがあっても活用できない気がする。





実現の可能性《低》・一定料金を払えば1年間(もしくは2年or半年程)、書斎となる空間が与えらえ、(4~6畳)。そこに自分の好きな本を並べることができる。イスや机、本棚はオプションで、自分でも持ち込み可。図書館と話し合えば、数年貸し出されていない本なら無料で入れられる。そうでない本は希望の日付けがあればその日のみ可。また、図書室に申し込めば本をそろえてもらうこともでき、その場合は、本来の料金より安い金額で本を買える。期間が過ぎればその本は図書館のものとなる。追加料金で購入可。しかし、期間の延長は不可。(予約等に空きがあれば可。)再度書斎を作る場合は再び一定料金。追加料金で前の書斎の復元可。

…ふぅ。長かった。
えーと、これはほんとに私の理想の塊です。

同じ考えの人はそうそういないでしょう。


しかも書いてたら妄想が膨らんで料金プランとか考えちゃってる。
家具はオプションってなんだ。
ほんとに高2か。


これをやる図書館は今後も現れないと思いますが、やってる図書館があったら教えてください。


迷わず料金を支払いに参ります。

なんか、見れば見るほどやって欲しくなってきた。
特に、安い金額で本を買えて、一定期間が過ぎたら図書館のものになるけど追加料金で買えるとこ。
良いと思う。

でもこれはあくまで一般人の(高2の?)
意見なので、
図書館側からしたらやっぱりいろいろ厳しいんだろうなぁ。

無理だろうなぁ。




と、こんな感じのことを
高2の私は考えていましたとさ。



皆さんの理想の図書館はどんな図書館ですか?




やっぱり私はどんな図書館でも癒しの場であって欲しいです。




ではまた( ̄^ ̄)ゞ